ラーニングルームふぁせっとでは、子どもたちが楽しみながら主体的に取り組むことができるオリジナルな教材や療育プログラムを開発しています。

勇者の儀式

ゲーム感覚で楽しみながら進む 読み聞かせ型療育支援プログラム

勇者の儀式

「どうか、こちらの世界に来て、私たちの世界を救ってください」

「勇者の儀式」は、ラーニングルームふぁせっとが提供する、読み聞かせ型の療育支援プログラムです。

ゲーム仕立ての物語を読み聞かせながら、間にクエストとして、その人に合わせた療育を組み込むことで、ゲーム感覚で楽しみながら苦手な課題への意欲を高めることを目的としたプログラムです。

現在は4クール48話の物語を展開しており、週1回の利用で、約1年間の冒険を体験することができます。

制作には、就労移行支援・日中一時支援「FNYA」のメンバーが関わり、自分達が作ったものが他の人の役に立つ。という、自己効力感を体験する場ともなっています。

2021年度には、日本発達心理学会にて、「読み書き療育における支援プログラムの効果—ゲーミフィケーションを応用した療育の実践—」のタイトルでの発表を行いました。

リアル 勇者の儀式

人間関係トレーニングや試行錯誤の経験になる 体験型イベント企画

リアル 勇者の儀式1
リアル 勇者の儀式2

「リアル 勇者の儀式」は2006年に菰野町にある尾立高原キャンプ場で行われた「わいわいキャンプ」のイベントとして生まれました。

ふぁすのスタッフ、参加者のお父さんお母さんや高学年の子供たちに手伝ってもらいながら、約2ヶ月の準備期間を経て、「わいわいキャンプ」の一夜限りのアトラクションとして、2013年まで8回の開催をしました。

建物の中を仲間と共に冒険したり、協力して謎を解く中で人間関係のトレーニングや試行錯誤の経験をして、最後には勇者の証を手に入れる。体験型企画です。

2021年にラーニングルームふぁせっとが鈴鹿市稲生町の現在の建物に移動した際に新しい建物の見学を兼ねて復活し、現在では年に1度、普段の療育や療育プログラム「勇者の儀式」に繋がる物語として、実際に移動や謎解きをするイベントとしてふぁせっとで制作をしています。