「子どもたちのために」

ご存知の方も多いようですが、ふぁすは以前、おしゃれなChineseレストランがあった場所。
丘の斜面に建っているので、階段があり自分がどのフロアにいるか分からなくなるような凝ったデザインです。
私もアトラクションのような建物だと感じていて、真っ先に子ども達のイベントをやりたいと思ったのが移転のきっかけ。
けれども、飲食店を福祉施設として使うには、建築基準・都市計画・消防・障がい者総合支援・児童福祉の5つの法律の建物基準を全てクリアしなければなりません。移転に合わせて、三重県・鈴鹿市役所・鈴鹿消防の方々が指定変更の期日に間に合うように一緒に考え、動いてくださっています。
複雑な建物なので、建築士さんが入り、法との適合を、また活発な子どもにも安全な施設にするため、土建屋さんが外構、内装屋さんが仕切り壁、電気技術者がエアコンや照明の整備を、全てボランティアでやってくれました。
そうそう、タイミング合わせてホームページサイトリニューアルもプロのデザイナーが。
子どもを育てるって、一人でできないよ、みんなでやろうよ、と口で言うのは簡単ですが、自ら手を貸し足を運び続けて下さった方々に出会えて、
日本ってやっぱり凄いなあと涙がでます。
「子ども達のために使ってくれ、手続きは進んでる?」毎日のように覗いて下さった施設オーナーの桜井さんに、改めて心より感謝申し上げます。
大事に、有効に、みんなのために使います!